ニンテンドーアカウントをいつ作成したか、思い出せないという方は意外と多いのではないでしょうか。 とくにメールアドレスの変更手続きや、サポートへの本人確認が必要な際には「作成時期(年月)」の情報が重要になります。
しかし、数年前に登録したまま使い続けていると、正確な日付までは覚えていないのが普通です。 そのため、任天堂の公式手続きに必要な「作成時期」の入力に苦労する人も少なくありません。
そこで本記事では、「ニンテンドーアカウント 作成した時期」を知るための具体的な方法を詳しく解説します。 複数の角度から確認できるよう、公式手順・裏技・実践例も含めて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
思い出記録帳からアカウント作成時期を推測する方法
Switchや3DSのプレイ履歴から最古の記録を探す
ニンテンドーアカウントと連動しているゲーム機(Nintendo Switchや3DS)には、「思い出記録帳」や「プレイ履歴」といった機能があります。 これらの機能には、過去にプレイしたゲームや、スクリーンショット、操作履歴などが時系列で記録されています。
アカウント作成直後に初めてゲーム機にログインし、ソフトを遊んだ場合は、最初の記録日がそのまま「作成時期」の目安になる可能性があります。 特に、特定のタイトルで初回プレイが記録されていれば、それがアカウント作成日と非常に近いと考えて差し支えありません。
なお、Switch本体の「ユーザー設定」や「プロフィール」では、プレイ開始日までさかのぼることができます。 確認する際は、本体の設定画面から「プレイ記録」を開き、最も古い日付をチェックしてみましょう。
10年以内のアカウントなら精度は高い
任天堂の「思い出記録帳」機能は、過去の記録を長期的に保存しているため、10年以内に作成されたアカウントであればかなり正確に確認できます。
たとえば、2020年1月にSwitchを購入してアカウント連携した場合、その月に「はじめてログインした記録」や「プレイ履歴」が残っていれば、それがアカウント作成日と見なせます。
ただし、アカウント作成後すぐにゲーム機へログインしていなかった場合は、履歴と実際の作成日との間にズレが生じることもあります。 そのため、補助的な確認方法として使うと効果的です。
複数本体を持っている場合は一番古い機種で確認
Switch Liteや旧型Switch、有機ELモデルなど、複数の本体を使用している場合は、最も古い本体で確認することが重要です。 なぜなら、後から購入した機種では過去の履歴が引き継がれていないケースがあるためです。
たとえば、2022年にSwitchを買い替えた場合、新しい本体には2019年や2020年の履歴が残っていない可能性があります。 この場合は、古い本体の記録を優先してチェックすることで、より正確な作成時期を把握できます。
もし古い本体を処分してしまっている場合でも、microSDカードのバックアップや、当時のスクリーンショット画像を残していればヒントになることもあります。
ポイント履歴から作成日を特定する方法
マイニンテンドーにログインして履歴を確認
ニンテンドーアカウントと連携している「マイニンテンドー」では、過去に獲得したポイントの履歴を閲覧することができます。 この履歴には、いつ・どんな操作を行ってポイントが加算されたかが詳細に記録されており、非常に有効な手がかりとなります。
特に注目すべきなのは、最初にポイントを獲得した日付です。 これは、アカウントを作成して初めて任天堂サービスにログインした日や、ネットワークIDと連携したタイミングである可能性が高く、事実上の「アカウント作成日」と捉えることができます。
マイニンテンドーのポイント履歴は、以下の手順で確認できます。 1. ニンテンドー公式サイトにアクセスし、アカウントにログイン 2. 「マイニンテンドー」ページを開く 3. 「ポイント通帳(ポイント履歴)」を選択し、最古の記録を確認
2015年12月〜2018年9月の履歴が特に有効
ニンテンドーアカウントのサービス開始は2015年12月です。 そのため、この時期に登録していた場合は、最古のポイント獲得日がかなり精度の高い「作成日」に近い可能性があります。
なお、マイニンテンドーの履歴画面では、古い順にソートされないこともあるため、自分でスクロールして一番古い記録を探す必要があります。 「初回ログイン」や「キャンペーンボーナス」などの記録がある場合は、特に注目です。
また、マイニンテンドーとアカウントの連携が後から行われたケースでは、連携日が最古の記録になるため、その日付を参考にしましょう。 アカウントを作ったものの、数ヶ月後に初めて連携した場合は、そこにズレがあることも理解しておく必要があります。
ポイント履歴が見つからない場合の対処法
「ポイント履歴に何も表示されない」「途中からしか記録が残っていない」というケースもあります。 この場合は、以下のような原因が考えられます。
・マイニンテンドーとの連携が後だった ・アカウント作成当時にポイント対象の行動をしていなかった ・ポイント履歴がシステム上で消去されている(長期間非使用など)
それでも諦める必要はありません。 次に紹介するような支払い履歴やメール履歴など、別の情報からもアプローチできます。 複数の手段を併用することで、作成時期の精度を高めましょう。
古いメールや通知から作成日を調べる
「アカウント登録完了メール」を検索する
ニンテンドーアカウントを作成すると、登録時に「アカウント作成完了」や「登録ありがとうございます」といった件名のメールが送信されます。 このメールには、登録した日付やユーザー情報が明記されていることが多く、正確な「作成日」の特定にもっとも適しています。
GmailやYahoo!メールなどを使用している場合は、検索バーに「Nintendo アカウント作成」「登録完了」「noreply@accounts.nintendo.com」などのキーワードを入力して、古いメールを探してみましょう。
最も古いメールの日付が、アカウント作成日である可能性が非常に高いため、確認できた場合はその日をメモしておくことをおすすめします。
プロバイダ変更後のメール履歴にも注意
もし、現在使っているメールアドレスが当時と異なる場合、作成時のメールは古いアドレスに送られている可能性があります。 このような場合は、旧アドレスにまだアクセスできるかを確認し、ログイン可能であれば受信履歴をチェックしましょう。
旧アドレスが使えなくなっている場合は、プロバイダのWebメール機能や、メールバックアップを保存しているクラウドサービスなどを確認してみる価値があります。 特にプロバイダ系メールは、契約終了後に削除されることが多いため、できるだけ早めの確認が重要です。
万が一メールが見つからなかった場合でも、「通知メールの設定履歴」や「迷惑メールフォルダ」など、見落としがちな場所にも目を通しておくと、ヒントが得られることがあります。
スクリーンショットやSNSの投稿履歴もヒントに
メールが見つからない場合でも、アカウント作成直後にSwitchや3DSで撮影したスクリーンショット、あるいはSNSでの投稿履歴が手がかりになることもあります。
たとえば、「Switch買った!」というツイートや、初回ログインの様子を撮影した画像がスマホやPCに保存されていれば、その日付がアカウント作成と近いはずです。 GoogleフォトやiCloudなど、写真の撮影日を自動で記録してくれるサービスを使っている場合は、そちらも確認してみましょう。
また、Amazonや楽天などのネット注文履歴でSwitchや任天堂製品を購入した日がわかれば、その時期にアカウントを作成している可能性が高いため、購入履歴も有効な情報源です。
支払い履歴やサブスク加入履歴を確認する
ニンテンドーeショップの支払い履歴から探る
アカウント作成後にNintendo Switchのeショップを利用していれば、その「購入履歴」から作成時期を推測することができます。 特に、最初に有料コンテンツを購入した日付は、アカウント作成と密接に関係している場合が多いです。
以下の手順で確認が可能です: 1. Switchのホーム画面から「ニンテンドーeショップ」を開く 2. 画面右上のアイコンを選択し、「ご利用記録(購入履歴)」を選ぶ 3. 表示される一覧から最も古い取引の日付を確認する
無料ダウンロードの場合は記録が表示されないことがありますが、有料ソフトや課金コンテンツの履歴があれば、かなり有効な判断材料となります。
Switch Online加入日から推測する
Nintendo Switch Onlineの加入履歴も、アカウント作成日を把握するヒントになります。 このサービスはアカウント単位で紐づいているため、初回加入日は、少なくともそれ以前にアカウントが存在していた証拠となります。
以下の手順で確認できます: 1. 任天堂公式サイトにログイン 2. 「Nintendo Switch Online」メニューへアクセス 3. サブスクリプションの「加入履歴」や「更新履歴」を開く 4. 一番古い日付をチェック
この情報は、作成日そのものではありませんが、特定月以前にアカウントが存在していたことを証明する間接的な材料として有効です。
クレジットカード明細や購入メールを確認
本体やソフトの購入時にクレジットカードを使っていた場合、その利用明細や購入確認メールもヒントになります。 Switchを初めて購入した月にアカウント作成を行っているケースが多く、特にeショップでダウンロード版を買った履歴があれば信頼度は高まります。
また、Amazon・楽天・ヨドバシなどでSwitch本体やソフトを購入していた場合は、それらのECサイトの注文履歴を確認するのも一つの手です。 「初めて任天堂関連商品を購入した日」から逆算して、作成時期を絞り込むことができます。
複数の証拠を組み合わせることで、より確実な作成時期の特定が可能となるため、メール・明細・履歴を横断的に確認するのがおすすめです。
作成日がわからない場合の対処法
2015年12月から月ごとに日付を試す
どうしてもアカウント作成日が特定できない場合は、任天堂がニンテンドーアカウントのサービスを開始した「2015年12月」から順に、年月を手動で試していく方法があります。 これはメールアドレス変更の際など、作成年月の入力が必須な手続きにおいて有効です。
たとえば、2015年12月 → 2016年1月 → 2016年2月 …と、ひと月ずつ時期をずらして入力を行うことで、正解にたどり着ける可能性があります。 この方法は確実性は低いものの、回数制限がないため、根気よく取り組むことで突破できるケースもあります。
入力に成功して本人確認が通れば、次の手続き(メール変更・復旧など)がスムーズに進むため、「あたり」を引いたら必ずメモを取り、同じミスを繰り返さないようにしましょう。
任天堂サポートに直接問い合わせる
すべての手段を試しても作成時期が不明な場合は、任天堂のカスタマーサポートに直接問い合わせるのが最終手段です。 このとき、できるだけ多くの情報を伝えることで、本人確認の精度を高め、対応の成功率を上げることができます。
問い合わせ時に用意しておきたい情報は以下のとおりです。 ・氏名(アカウント登録名) ・生年月日(登録情報と一致するもの) ・登録済みのメールアドレス(旧でも可) ・Switchのシリアル番号 ・使用していたゲームタイトルや購入履歴
これらの情報を「サポートフォーム」または「電話」で伝えることで、個別に確認・対応してもらえる可能性があります。 サポート側でも一定の履歴を持っているため、全く情報がないよりははるかにスムーズな対応が期待できます。
今後のためにアカウント情報を整理しておく
今回のようなトラブルに遭遇しないためには、アカウント情報を日頃から記録・管理しておくことが重要です。 とくにメールアドレスの有効性、パスワードの定期更新、2段階認証の設定状況などは、いざという時のトラブル回避に直結します。
また、「作成時期」についても、今回確定できた場合はスマホのメモアプリやパスワード管理ツールなどに記録しておくと安心です。 複数アカウントを管理している方は、家族のアカウント情報も含めてリスト化しておくことをおすすめします。
任天堂のサービスは今後もアカウント連携が前提となるため、こうした事前準備が大きな安心につながります。
まとめ:アカウント作成時期の把握でトラブル回避を
作成時期の確認方法は複数ある
ニンテンドーアカウントの作成時期は、ひとつの方法だけで特定するのではなく、いくつかの手段を組み合わせて確認するのが効果的です。
プレイ履歴やポイント通帳、登録完了メール、支払い履歴など、それぞれ異なる視点から情報を拾うことで、正確な年月にたどり着ける可能性が高まります。
とくに「登録完了メール」や「マイニンテンドーのポイント履歴」は信頼性が高いため、最初に確認すべきポイントです。
作成日がわからないと手続きに支障が出る
ニンテンドーアカウントの作成時期は、本人確認・メールアドレス変更・復旧申請など、さまざまな場面で求められる重要な情報です。 うろ覚えのままでは申請が通らず、手続きが止まってしまうこともあります。
万が一、正確な日付がどうしてもわからない場合は、2015年12月から月ごとに入力して試す方法や、任天堂サポートに直接連絡することも視野に入れましょう。
最初から情報を残しておけば、こうした問題は未然に防げます。
今のうちにアカウント情報を整理しておこう
今回アカウント作成時期が判明した方は、その情報を必ずメモ帳やパスワード管理アプリに記録しておいてください。 加えて、現在のメールアドレスが受信可能か、2段階認証の設定が有効かどうかも見直しておきましょう。
また、家族やお子さまのアカウントについても同様に管理しておくことで、今後のトラブル回避につながります。 任天堂のサービスは今後ますますアカウント連携が前提になります。大切なデータや購入履歴を守るためにも、アカウント管理の意識を高めておきましょう。
この記事が「ニンテンドーアカウントの作成時期」に悩む方の参考になれば幸いです。
